あなたは、こんなお悩みを抱えていませんか?

  • 「何度も新しいスタッフを採用しトレーニングを行うのは大変。短期間で辞められると時間と労力が無駄になるその分、自分の業務にも専念できたのに…。」「介護スタッフの短期間の離職は、チームの安定性に影響を与える。常に、人手不足で対応しなければならないのはストレスだ」
  • 「介護スタッフの募集を出しても、なかなか集まらない。どうしたら良いかわからない」
  • 「介護スタッフの短期間での離職は、その理由を探すのが難しいでけでなく、経営者としての自信を揺るがせる。それに魅力を感じてもらえないのは、自己評価を下げる原因にもなる」

問題を放置すると…

a)短期間での離職は、利用者の満足度にも影響を与える。安定した顔ぶれのチームが提供するサービスと比べると、質が落ちてしまい経営的な安定性も失われます。

b)経験豊富な介護スタッフが短期間で去ると、彼らの持っていた知識やスキルも失われてしまいます。

c)介護スタッフの人員不足が続くと、人員基準を満たさなくなるばかりか、休・廃業等のリスクを抱えることになります。

介護スタッフが採用後、退職する一般的な理由

1)仕事や負担のストレス:介護業界は肉体的・精神的にディマンディング(きつい、要求が多い)な仕事であり、常に高いストレスを伴います。仕事量の多さや予期せぬ状況への対応が原因で、スタッフが疲弊しやすくなります。

2)人間関係の問題:職場内でのコミュニケーションや協力がうまくいかない場合、ストレスや不満が蓄積し、これが引き金になって退職につながることがあります。

3)賃金や待遇:介護業界は多くの場合、低賃金や労働条件の悪さが問題となります。給与や福利厚生の面で不満を抱えたスタッフは、資格を保ってればどこでも雇ってくれるということで他の職場を探すことになります。

4)スキルやキャリアの不足:介護業界では、技術やスキルが求められますが、適切なトレーニングやキャリアパスの提供がない場合、スタッフのモチベーションが低下し、退職に繋がります。

5)介護スタッフが採用辞退:せっかく採用が決まっても、職場訪問時に他のスタッフの雰囲気が暗かったり、活気がないと直ぐに察知して早期退職してしまいます。

専門家である社労士からみた採用後の退職理由

1)労働法規の違反:介護業界では、長時間労働になったり、適切な休みが取れないなど、労働法規に違反するケースが見られます。これらの違反が問題となり、介護スタッフが退職を決意することがあります。

2)労働環境の安全面:介護施設や在宅での介護作業は、体力や技術を要するため、労働環境の安全確保が重要になります。安全対策が不足している場合(安全配慮義務違反)、労働災害や職業病のリスクが高まり、スタッフが不安を感じて退職に結びつきます。

3)労働組合や労使交渉の不備:労働組合や労使交渉の不備により、介護スタッフの権利が保護されず、労働条件の改善が見込めない場合、そのスタッフは不満を募らせて退職に踏み切ることがことがあります。

4)法的リスクへの対応不足:介護業界は、介護保険法をはじめ障害者総合支援法等、法的リスクの高い職種の一つです。適切な社内教育・研修やアドバイスを受けられない場合、介護スタッフが法的リスクに対処できずに職場を離れてしまうことになります。

5)ハラスメントの弊害:ハラスメントは、被害者に身体的、心理的な影響を与えるだけでなく、仕事た日常生活にも深刻な影響を及ぼします。被害者は、ストレスや不安、うつ病などの精神的な問題を抱えることがあり、集中力や自尊心が低下することもあります。また、組織や社会全体の信頼、協力関係が損なわれるなど、放っておくと大きな問題に発展しかねません。

 これらの要因が、介護スタッフの退職に関連しており、労働環境や労働条件の改善が急務となっています。

介護スタッフ(従業員)を大切にしない事業所の特徴

特徴】

1)まず、トップが自分の意見ばかりを言って、自分と同じ価値観をもつ自身の分身を作ろうとしている。

2)利用者•家族(お客様)重視主義、いわゆる「お客様は神様で〜す」に偏重している。

3)介護事業所•施設への不満は「毎月の給料」だけと思いがち…。そして「人をコストと捉えて、資本(人的資本)と見ていない」といった特徴が挙げられます。

※人の採用•定着がスムーズにいく介護事業所•施設にしていくためには、上記の真逆のことを少しずつでも取り組んでいかれることで、職場環境も好転していくと思います。

介護労働者雇用管理責任者とは…

⚫️上記責任者は、介護事業所における「介護労働者の雇用管理の改善への取り組み」「介護労働者からの相談への対応」「その他介護労働者の雇用管理の改善等に関する事項の管理業務」の担当者です。これらの取り組みを通じて、介護労働者にとって魅力ある職場づくりの手伝いをする役割を担います。事業所ごとに「介護労働者雇用管理責任者」を選任し、氏名や役割を提示するなど職場全体に周知することが肝要です。以下、厚生労働省HP参照

チェックリスト

 次のチェックリストは、御社の現状確認をして頂くためのものです。気になる方は、振り返りのためにも一度やってみてはいかがでしょうか。

 さて、チェックリストをご自身で使ってみた結果はどうでしたか?。

⚫️チェックが12個以上の方:優秀です。自分で問題解決していける可能性大。

⚫️チェックが8〜10個以上の方:認識度が高いので、さらなる情報収集や部分的な専門家のアドバイスで、対応が強化できるでしょう。

⚫️チェックが7個以下の方:問題が起こった時、対応に困るかもしれません。早めに情報収集や専門家の手を借りるなどして、対応策を考えていきましょう。

※チェックリストの結果はあくまでも目安です。御社のスタッフの現状を鑑みて適宜参考にして下さい。

解決のポイント

 採用する(した)介護人材が、離職をせず同じ職場で働き続けるには、仕事にやりがいを見出せる職場作りを行うことが肝要で、そのことが好循環を生み出すポイントになると考えます。その場しのぎの対応策を取っても、穴の空いたバケツに水を注ぐようなもので、いつまで経っても、やりがいをもって仕事に携われる職場環境の構築は難しいということになります。

 具体的には以下のとおりです。1)働く環境が安全で快適であること。2)チームワークを重視し、尊重と協力を奨励する職場文化(助け合いのある職場文化)を築くこと。 3)定期的な休息やストレス解消の取り組み促進。4)介護スタッフがスキルや経験を向上させる機会の提供。5)業務の成果を認め、改善のためのフィードバックを行う。6)介護業務は、非常に時間とエネルギーを必要とするため、柔軟な休暇制度や勤務時間の提供など。

介護人材の採用・定着がうまくいくと…

1)質の高いケアの提供:優秀な介護スタッフが定着することで、利用者には質の高いケアが提供され、安心感や満足感が向上します。

2)コスト削減と効率化:定着率が高いと、新しいスタッフを継続的に育成する必要が減り、研修や採用コストの削減ができます。また、経験豊富なスタッフが効率的に業務を行うことで、運営コストも削減できます。

3)安定したサービスの提供:定着率が高いと、利用者やその家族に安心感を提供し、信頼関係を構築できます。これによって、事業者の評判や信頼度が高まり、新規利用者の獲得や既存利用者の維持が容易になります。

4)ブランド価値の向上:質の高い介護サービスを提供することで、事業所のブランド価値が向上し、地域社会での評判や信頼度が高まります。

5)介護スタッフと利用者の満足度向上:安定した職場環境や働きやすさが、介護スタッフの満足度を高め、そのことが利用者にも伝わり、共に満足度が向上します。

これらの要素が組み合わさることで、介護事業所や施設は質の高い介護サービス(対人援助)を提供し、持続可能な成長を図れると思います。

サービスの流れ

 お客様の要望(個別対応)に応じて進め方は異なると思います。下記の流れは、大体の目安として弊社サービス提供の流れを示させて頂いたものです。

採用後、「ちょっと、違和感がある」こんな時はご相談下さい

 採用後の介護スタッフに、「あれ、他のスタッフとちょっと違うな…」と違和感を感じた時はそのまま放置せずに、まずはご相談下さい。発達障害をもっておられる可能性があります。私は以前、介護のケアマネと併せて障害福祉サービスの相談支援専門員の経験がありますので、何かのお役に立てるかもしれません。こういった方達には、発達障害に対する理解と配慮、職場環境や業務内容の調整、接し方等を見直す(合理的配慮を行う)ことで、彼らの自己成長や社会参加を実現することができます。

サービス内容

【第一段階】

a)求人票作成支援(介護サービス種類/職種別、キーワード)

※社内整備から着手必要な場合(就業規則作成・見直し、休暇等の諸規程整備、自社の魅力深掘り、企業理念明確化、助け合いの職場構築)

b)欲しい人材と欲しくない人材の明確化

c)利用者に合う人材基準の視点

d)自社の採用基準と選考フローの確立

第二段階

a)書類選考の確立

b)適性検査(希望のみ、別途有料)

第三段階】

a)面接対応ー面接担当者教育質問のテクニック習得

b)職場訪問対応

第四段階】

a)労働契約書、労働保険(雇用保険、労災保険)、社会保険(厚生年金、健康保険)等の諸手続き

第五段階】

定着支援→社内研修、人事評価制度、キャリアアップ支援等

料金

⚫︎料金は、個人・法人の規模や経営状況をお伺いした上で、個別対応させて頂きます。先に概算のご要望があればお伝えすることもできます。その折は、お問合せフォームから気軽にお問い合わせ下さい。

まずは、無料相談をご利用下さい

⚫︎サービス内容をご確認頂けましたら、まずは無料相談をご利用頂き、ご要望をしっかり伺わせて頂くことから始めさせて頂きます。ご相談を頂いたからと言って、契約に至るものではありません。また、お互いの相性の問題もございますので、その点も踏まえ、じっくりとお考えになってから結論を出して頂ければと思います。

選ばれる理由
Reason
代表者挨拶
Message
よくあるご質問
FAQ